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糖質制限ダイエットをサポートする薬と痩せる薬

糖質制限ダイエットは炭水化物の摂取量を制限して、体重コントロールを目指すダイエット法のことを指します。
しかし何故炭水化物を制限すると痩せることが出来るのでしょうか。
その問題を考える前提に、そもそも糖質とは何かを再検討してみましょう。
糖質は三大栄養素の一つの炭水化物の一部を形成するものです。
ところで炭水化物は消化吸収できる糖質と、消化できない食物繊維からなっています。
とすれば当然炭水化物の摂取量を減らすことが出来れば、糖質の体内への取り入れも減少させることが出来るわけです。
そこで糖質制限ダイエットでダイエット効果を実感できるのは、体内で蓄積されていた糖分が消費され欠乏状態になることで中性脂肪がエネルギー源に利用することが挙げられます。
もう一つの側面は、糖質摂取を抑制することでインスリンの分泌も抑えられることも重要です。
インスリンは血糖値を下げるために脂肪細胞に糖分を取り入れるように指令を出します。
糖質制限ダイエットでインスリンの分泌量が低下すれば、それだけ糖が脂肪に取り込まれなくなり、ダイエット効果を発揮すると言う訳です。
このように糖質制限ダイエットではエネルギー代謝に影響を与える点に要諦があります。
脂肪細胞を燃焼させるには適度な運動を併用する事が想定されます。
しかるにインスリン分泌量をコントロールするのは容易なことではありません。
なぜならホルモン分泌は視床下部が司る自律神経で制御されているからです。
そこで糖尿病治療薬のグルコバイで血糖値を下げると言う方法は効果的です。
グルコバイの有効成分アカルボースには、体内に取り入れられた多糖類を単糖類に分解する過程を妨害する作用を持っています。
糖が消化吸収可能になるには単糖類として単独の糖にまで分解される必要があります。
アカルボースは二糖類を単糖類に分解する酵素「α-グルコシダーゼ」の作用を阻害するので糖分の体内への吸収を抑制します。
その結果、血糖値を低下させることが出来るので、糖質制限ダイエットにおいてグルコバイを痩せる薬に活用できるのです。

脂肪の吸収を抑える効果がある肥満治療薬「ゼニカル」

糖質制限ダイエットは炭水化物の糖分の代謝機構に着目して、ダイエット効果を目算するアプローチでした。
肥満をもたらす原因には糖の問題だけでなく、過剰な脂肪分の摂取も当然問題視されています。
余剰な脂肪は皮下や内臓周辺で溜め込まれ、体重増加や腹囲の伸長による体型の変化などをもたらします。
そこで痩せるためには脂肪分の吸収を抑制する方法によっても、体重管理を実践することが可能になると考えることには合理性があるのは明らかです。
このような発想で開発されたのが肥満治療薬、つまり痩せる薬のゼニカルになります。
ゼニカルは世界17カ国で使用されている肥満治療薬で、服用薬になります。
ゼニカルの有効成分はオーリスタットで体内での脂肪分の消化吸収過程に着目した作用機序を有しているのが特徴です。
人間が体内で油脂などの脂肪分を消化吸収するためには消化酵素で分解される必要があります。
脂肪の消化酵素は膵臓から分泌される「リパーゼ」が担っているのです。
膵管を経由して十二指腸から小腸に運搬されたリパーゼが脂肪を体内へ吸収させます。
この工程に対してゼニカルの有効成分であるオーリスタットは、リパーゼ酵素の働きを阻害する作用を持っているので脂肪の吸収を抑制する作用を発揮するわけです。
その作用は高く、オーリスタットを服用することで摂取量の30%もの中性脂肪の体内への吸収を妨げるとされています。
消化されなかった脂肪分はそのまま便として排出されるので、体内で滞留して悪影響を与えると言ったリスクはありません。
ゼニカルに含まれる成分もほとんどが便で排出され、わずかに残った文も腎臓か尿の形で体外に出てゆくので、安全性も高いと評価出来るでしょう。

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